会津若松から博士峠を越えつむじくら滝を経由して柳津へ

自転車で会津若松から博士峠を越え、柳津、会津坂下を回って会津若松に戻った。

博士峠から柳津へ

クリックして標高図つき地図を表示

博士峠に月

博士峠に月が浮かんでいた


博士峠

博士峠は博士山登山道の入り口でもある

博士峠
博士峠は、会津美里町から登ると長く険しい。標高差が850m以上ある。ピザ屋さんのある最後の集落あたりから昭和村小野川まで20km近く民家もない。車の行き来も少ない。ただひたすら登るのみ。人のカラダはよくできたもので、苦痛がつづくとそのうち感覚が麻痺して感じなくなる。おかげでどうにか登れた。

宮川ダムのあたりに真っ暗なトンネルがある。昼旅でライトをもって来なかったのを後悔するが、なんとかなる。後ろから車が来ると、軽トラであっても轟音が響くが、追い抜かれるときに見るとちっちゃな軽トラで、そのギャップに拍子抜けする。

博士峠の清水

博士峠の清水は自転車の向こう

夫婦清水・ぶな清水
サイクリングの楽しみのひとつは、湧水を汲むこと。いわばカラダエンジンの冷却水。博士峠には峠の前後にいい清水がふたつある。峠を登りきる少し前にあるのが、夫婦清水。沢の下に4m程の大きな二つの夫婦岩があるため、この名がついたとのこと。ここまで来れば峠もほぼ終わり。それを祝ってわたしはいつもここで水を汲む。峠を越えて昭和村に入るとあるのがブナ清水。このへんは博士山系のブナの広葉樹の森で、木陰の下りが気持ちいいところ。そんなわけで私はいつもブナ清水を素通りする。

琵琶首
峠を越え、小野川集落から右に折れると柳津町に入る。このあたりの集落は昔ながらの風情があって美しい。最初に出会うのが、琵琶首という集落。川が深く細く谷を刻んでいることが地名の由来か。集落には趣があり、渓谷も美しい。そこを過ぎると、芋小屋、冑中(かぶちゅう)といった個性的な名前の、こじんまりとした集落がつづく。滝谷川沿いに町を形づくっている滝谷集落もいい感じのところ。こういう家並みがわたしは好きだ。

つむじくら滝

つむじくら滝

つむじくら滝
大成沢という集落から右に坂を上ると、つむじくら滝に至る。厳しい坂で、博士峠ごえの後に再び登るのがこたえたが、根性で登った。この滝は紅葉の名所で、旅ガイドに美しい写真ともにしばしば紹介される。滝は、博士山系にあり、展望台からは谷を隔てているので、かなり遠くに見えるのだが、紅葉の時期は博士山の広葉樹を背景にしており、美しい。この日は逆光と私のウデの問題で、いい写真はとれなかった。

西山温泉
西山は風情ある温泉集落。とても有名な秘湯で、ここまで来たら立ち寄らねばもったいないのだが、この日は素通りした。西山の前後の道は登り下りが激しい。もともとは川沿いに道があったところにバイパスをつくったのだと思うが、まったく自転車のことを考えてくれてない。その代わり、ダウンヒルは爽快。

中野(滝谷駅近く)の商店

中野(滝谷駅近く)の商店。「ヤマザキパン」の看板がいい。隣に「中野の岩清水」がある。

昭和の風情
道中出会う商店は、昭和30年代から抜け出たような店構えだ。JR滝谷駅近く、中野の集落には、「ヤマザキパン」と赤い筆字の看板を立てた昔のまんまの商店があった。傍らには「中野の岩清水」もあって休憩にちょうどいい。店の人と世間話をしながら少し休んだ。

博士峠から柳津町の中心部に至る道は、サイクリングにはとてもいい。車は来ない、集落の風情はいい、自然も美しい。温泉もある。隠れた名コースだと思う。

食べる

会津美里町から柳津の中心部まで、食べ物を補給するところはほとんどないが、芋小屋集落には、ど田舎なれど蕎麦屋があった。杉元屋という。聞くところでは、遠くからここに食べに来る客もいるらしい。柳津の中心部まで行けば、いくつも食べる処がある。おすすめは、国道をはさんで役場の反対側にある、「かあちゃんのまんまや」。バイキング式で田舎料理を好きなだけ食べられる。780円。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です