御蔵入(南会津)三十三観音を自転車で巡礼

2016年9月24日から25日、御蔵入三十三観音を自転車で巡った。今年日本遺産に認定された「会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~」には会津三十三観音とならんで御蔵入三十三観音(南会津三十三観音という人もいる)が含まれている。会津三十三観音は春に巡ったので、次は御蔵入ということで1泊2日で走った。

自宅のある福島市から会津若松までバス輪行し、お城の前から走って10番から33番まで巡り、只見町の旅館に宿泊して、残りの1番から9番を巡った。

磐梯山にかかる帯雲を見ながら高速バスで輪行

磐梯山にかかる帯雲を見ながら高速バスで輪行


会津若松からサイクリングロードを南へ

会津若松からサイクリングロードを南へ


湯野上温泉の10番小野観音堂あたり

湯野上温泉の10番小野観音堂あたり


御蔵入三十三観音をネットで調べると情報が少なく、観音堂にたどり着けなくて苦労した。会津三十三観音の場合は、各観音堂の前に標識柱があり、お堂には御詠歌を書いた板が掲げてあったりするので、どれが観音堂かすぐわかり、巡礼が容易だったが、御蔵入33の中にはなんにもない観音堂が結構あって苦労した。

あらかじめ、ウェブで御蔵入三十三観音を検索するとgoogle mapが見つかったので、このデータを元にルートを描いてGarmin edge 800に保存し、それに従って走ったのだが、これがまず落とし穴で、観音堂の位置が18番、19番、6番、9番で大きく違っていた。33番は観音堂ではなく近くの神社をさしていて、誤りに気づかずお参りしてしまった。

境内地にたどり着いても、建物がいくつもあったり本堂と観音堂がかなり離れていたりして、観音様がどこにいるかわからない。観音堂が見つからないのでその場でスマホで検索しても、トップのこれでは6番は明らかに写真が誤りで、19番と24番はお堂から離れた門であり、22番もおそらく写真が誤っているから、現場でお堂が見つからない。記載の住所も本堂の住所を示し観音堂は別だったりする。おいでよ南会津も、その別ページNaverまとめも同じ誤りを含んでいてあてにならない。

こうなると会津田島の16番あたりで早くも「会津の文化」の意義が疑わしくなり、やる気が失われ、走る辛さが増していった。

20番と8番は道が険しかった。20番の川島岩戸堂は、現場に行っても登り口がまったくわからず、スマホで調べるとこのページに掲載されている写真は、あとで判明したのだが川島岩戸堂でなく23小塩観音堂の隣(うえんでの桜の木の下)のお堂なので、あたりを見回してもそれらしきものは見つからない。唯一信憑性のある南会津サポートクラブの記録を見るとお堂まで険しい道程に30分から1時間かかるというので、参拝をあきらめた。下の写真は南会津サポートクラブの南会津ファンのページから拝借した。

8番は、だんだん細く荒れていく道を10km、標高差で270m登ったところにあったのだが、お堂が完全に倒壊していた。


そんなこんなで2日で300km超を走ったのに、結局、20番は近づけず、18番、19番、22番、24番、9番は本堂を拝んで観音堂を拝まず、33番は誤って近所の神社を拝み、8番は残骸を拝んで終わった。壮絶な自転車巡礼だった。

今回の経験とウェブで調べた情報を整理して御蔵入三十三観音の場所を示すと次のとおりとなる。観音堂の位置情報は現存ウェブ情報の中で唯一すべて正しい、と断言する。ルートは実走記録を修正して最も合理的と思う線を引いてある。
上のルート図をgoogle mapにインポートしたものが下。これをスマホのgoogle mapアプリで開けばお好きな観音堂へ案内してくれます。→大きな地図を開く

ウェブの中では「遍照の響き」が参考になる(この方は筆者と違って観音堂を正しく探し当てながら巡礼されたようだが9番だけは観音堂の位置と写真が誤っている)。

実際の走行記録は下のとおり。

その後の10月8日、正しく参拝できなかった6か所を車で再訪し正しい観音堂の写真を撮った。下に、自転車で正しく行けた観音様と、車で再訪して撮影したものをあわせて31か所を並べた。8番と20番は上に写真つきで説明済みなのでそちらを参照。20番だけ未到達なので春先にでも訪れたい。上のグーグル・マップにはこれらの写真も貼ってある。

伊南川の夕日1

伊南川の夕日1

伊南川の夕日2

伊南川の夕日2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です