会津五桜めぐり

会津五桜石部桜、法用寺の虎の尾桜、杉の糸桜、伊佐須美神社の薄墨桜、磐椅神社の大鹿桜を会津五桜という。見ごろは4月10日ごろから25日ごろ。もちろん年によって異なる。大鹿桜は標高500mにあるので10日くらいは遅れるが、残りの桜は運がよければ一日で花見ができるかもしれない。一日で四桜と+2つを巡るサイクリングルートを紹介する。

会津若松の滝沢本陣に近い石部桜は文句なくすばらしい。会津若松市内にありながら田んぼの真ん中の一本桜。五桜の中では一番先に咲く(下の写真は2009/4/12)。

伊佐須美神社の薄墨桜は満開時期がやや遅く4月下旬。金儲け主義との評判がある神社の境内には小屋の類がごちゃごちゃあり風情はいまいち。神社のすぐ東の宮川の堤防に桜並木があるので、そちらもお見逃さずに。

五桜には含まれないが、会津美里町の米沢に千歳桜がある。田園の中にあり、かなりご老体のようすだが、田んぼの中というロケーションがいい。個人的には薄墨桜の代わりに千歳桜を会津五桜に入れたい。

虎の尾桜は、法用寺の三重塔が目印。ゆるやかに傾斜した田園が山にぶつかるところに雀林というかわいい名前の集落があり、その奥に三重塔と観音堂。虎の尾桜は観音堂の前にある。その周囲にも桜が咲き、いい風景を形づくっている。桜の下の看板五つがあるのはちょっとどうかと思う。

杉の糸桜は、このあたりにはあまり見ない種類の桜。2009年は4月5日と22日に行ったが、早すぎ又は遅すぎて見れなかった。

糸桜を見たら、大川サイクリングロードをたどって、神指城址へ。上杉景勝・直江兼続が築こうとした城の跡にソメイヨシノが植えられてある。兼続の築城作業も見ていた樹齢500年超の大ケヤキとともに桜を楽しめる。

大鹿桜は猪苗代町なので、ちと遠い。このコースには含めてない。
>>GoogleMapで 会津の桜 を表示

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