2916年9月10-11日、南会津サイクルトレインのAコースとして開催されたサイクルロゲイニングに参加した。
ロゲイニングとは、限られた時間内に会場地に散りばめられたチェックポイントを自由に回ってそこに割り振られたポイントの獲得数を競うイベントで、サイクルロゲイニングはそれを自転車で行うもの。
今回の会場地は、福島県南会津町の中の旧南郷村と旧伊南村。参加者の大半は浅草からサイクルトレインに乗って集まったが、筆者らのチームは車で現地合流した。
2日間のうち、10日は会場地をガイドの案内でサイクリングして会場地の範囲や大まかな地理を頭に入れた。夜には当然宴会をして懇親を深めた。
本番は11日で、朝8:20から13:00の間に、54か所のチェックポイントをチームごとに回って、獲得ポイントを競った。チームごとにチェックポイントの説明つき写真の一覧表と地図とルールが渡されるので、自分たちで効率的に回れるルートを考えて自転車を走らせ、各ポイントを回った証拠に写真を撮って、ゴール時に審査員に提示した。
チェックポイントは、寺社とか、銀杏の大木とか、橋とかの動かないものが主だが、牧場のおばあちゃんに声をかけて牛乳を飲むことだったり、トマトおじさんの温室におじゃましての収穫体験だったり、牛乳を振ってバターをつくる体験だったり、お祭り屋台で食べることだったりもした。
結果は。。。
筆者ら3人のチーム「会津人」は、全チェックポイントを回ってパーフェクト達成。着順も10チーム中3位で総合優勝してしまった。「しまった」というのは、筆者ら地元会津人だけに、「おもてなし」の心で2~3のしくじりで笑わせ、結局4位あたりになるのがベストなんだが。。。。まじめが災いしてベストシナリオにはならなかった。(でも賞品はあみだくじで決められ、我らはビリッカスの方だったのでそこはよかった)
勝ってしまった原因は、一にルートプランニングの的確さ。チェックポイント位置を考慮し、特に開設時間限定のチェックポイントをどう順序立てて回るかを考えてルートを決めることがポイントだった。二に、チェックポイントを忘れずに回ること。計画しててもうっかりCPを通り過ぎたことが一度あって遠回りした。わがチームは一枚しかない地図とCP表を持って走行を指示したメンバーAくんが意外にしっかり者だった。三に、走力。そうは言ってもわがチームは平均時速19.8kmだったので爆走してたわけではない。
ゴール後は近くの温泉で汗を流し、バスで駅に向かう参加者を見送った。
帰りのサイクルトレインは楽しかろう。。。参加できないのが残念な会津人だった。
南会津愛で入念に準備いただいた主催のみなさんには深く感謝します。